Q 布ナプキンは身体にいいのですか?
A 布ナプキンは、布ですから下着と同じです。
身体に悪くないもの、という表現が正しいでしょう。
一般的な紙ナプキンは、高吸収ポリマーという化学製品が使われています。
これが経血を吸収するとゲル状になって漏れを防ぐ仕組みです。
紙おむつも同じ構造ですが、ゲルになった部分に触れてみるとひんやりするのが分かると思います。
股を冷やしてしまうのです。
その点、布ナプキンはコットンやシルクで作られているので触れた面が温かいのです。
下着の延長という感覚で快適に過ごすことができます。
Q 漏れが心配です
A 形を自由に変えられるのが布ナプキンの特徴です。
漏らさないためのコツがあります。
まずは基本の使い方から始めて、慣れてきたら自分の身体や生活スタイルにあわせて、折り方や組合せ方を工夫してみてください。
身体にぴったりフィットするようになると、ずれにくく、もれにくい状態になります。
夜用には、夜用のアンダーホルダーとネルナプキンを使うとさらに安心です。
また、あるでばらんのアンダーホルダーは大変ご好評いただいており、これまでに経血が染み込んで漏れてしまったというお声を頂いたことはありません。ぜひお試しください。
Q 外出するときは?
A 使った布ナプキンはビニール袋に入れて持ち帰ります。
持ち帰った布ナプキンは、汚れを簡単に水で落とした後、水につけ置きしてください。
血液は固まると落ちにくいので、水で湿らせておくと洗濯が楽になります。
布ナプキンを始めて匂いが気にならなくなったというお声が多いのですが、気になる場合はティーツリーオイルなどを加えた水をスプレーにいれて持ち歩けば、さわやかな香りと殺菌効果も期待できます。
Q 替え用に必要な布ナプキンの枚数は?
A 経血の量は個人差があり一概には言えませんが、多い日の生理で、
防水アンダーホルダーにセットしたシルクとネルの布ナプキンの部分だけを2~3時間に1回取り替える方が多いようです。
また、肌に触れていた面だけに経血がついている場合は、汚れていない面を表にしてみてください。
折り直せば、新しいものに替えずにすんで、使う枚数も減らせます。
仕事や外出先でトイレに行く時間が確保できないと不安な時は、紙ナプキンをシルクホルダーでくるんだり、布ナプキンを上に重ねてみるのもお奨めです。
とはいえ、自分の身体のために、トイレに行く時間を確保できるよう心がけましょう。
Q シルクのお洗濯は大変そう。どうやって洗えばいいですか?
A あるでばらんのお勧めは「純石けん」です。
合成界面活性剤、柔軟剤、漂白剤、芳香剤が入ったものはおすすめできません。
布ナプキン洗いで人気のアルカリウオッシュは、アルカリ度が少し高いので、シルクを痛める可能性があります。ひどい汚れのときにほんの少量でご使用ください。
→布ナプキンの洗い方へ
Q 部分的に色が抜けてきました
A 肌に触れている部分の染めの色が白くぬけたり、薄くなることがあります。
あるでばらんでは、その部分からあなたの体の中にある毒素が抜け出したか、シルク成分や薬効成分をあなたの体が必要としていて吸収されたのだと考えています。
どうかおおらかな気持ちで受け止めてください。
Q 布ナプキンは他の使い方がありますか?
A 生理の日以外でも、ひえとりの一環として、股を冷やさないために下着に当てたり
おりものや尿漏れ、痔や傷、産後のケアなどにご使用になる方もいらっしゃいます。